パリ5区ブシュリー通りにあるシェークスピア・アンド・カンパニ
ーという書店アーカイブを担当する方からのある問い合わせがきっ
かけとなって、4人の詩人が集まり『敷石のパリ』が生まれました。
モノクロームのパリの写真(北井晴彦)を6点収録、焼失前のノー
トルダム寺院が映った写真は貴重なものとなってしまった。
清岡智比古
(四季を運ぶ;パリのモハメッド かく語りき;イノサン―無垢
なるものたちベルヴルへ―パリで『世界』を見た日に;ランビュ
トー通り 午前三時)
ミシマショウジ
(パヴェ 敷石;パンデムエルト 死者のパン;カトリーナ;
カトリーナと若者;セーヌ河によせて くじら)
佐藤由美子
(黄色い灯台;パリの下水道;蝶の記憶;蟻の頭のクスクスに捧
げる詩;Loさんと散歩)
管啓次郎
(パリについて)
写真:北井晴彦
ブックデザイン:BULAN GRAPHIC
トランジスタ・プレス 2018年刊行
サイズ B6変判/ページ数 101p